社内データを最大限経理に流用するためのヒント

会計ソフト上でコツコツと仕訳入力するよりも、会計仕訳データを作成し、これを会計ソフトにインポートするほうが大量の仕訳情報を作成できるだけではなく、オリジナルの電子データを余すところなく使うことができます。

いかに電子データを加工して会計仕訳データとして会計ソフトにインポートできるか、インポートするための会計データを作ることができるか、会計仕訳データを作るためにいろいろなデータをいかに加工できるかというスキルがあるのかどうかが問われてきているように思われます。

( 1 )時間と労力と紙のムダ

デジタル化している現代において、ほとんどすべての事業所では何らかの電子データで管理をしています。 経理のためだとか営業のためだとか総務や労務のためだとか、目的などどうでもよく、いかにいったん入力され作られた情報を加工してその他の目的に流用できるかどうかが重要です。

せっかく誰かが入力したデータや数値が存在するのに、プリントアウトされたものを目で見てあらためて手入力しちゃうというのは、あまりにももったいないと思われます。

( 2 )会計仕訳データからのインポートのメリット

会計ソフト上でコツコツと仕訳入力するのではなく、会計仕訳データからのインポートのほうがメリットがたくさんあります。 エビデンスのデータを加工することで、一度誰かが入力・作成したデータを余すところなく利用することができます。

会計ソフトにインポートするための仕訳データ(CSVファイル)を作るというと、イチから作るのはなかなか難しいものがあります。しかし、実は簡単です。過去の仕訳情報や会計ソフトにいろいろな仕訳を入力してみて、それをCSVファイルにエクスポートすればよいのです。